【ポケモン危機一髪】ノオーゲッコウガ構築
先日行われたインターネット大会「ポケモン危機一髪」に参加したので、使用したパーティー構築を紹介したいと思います。
乱数調整ツールの話をするためだけのブログではなかったのです。(ブログのタイトルを曖昧にしといてよかった。)
[:contents]
はじめに
ポケモン危機一髪のルールは、
・弱点タイプが5つ以上あるポケモンのみ使用可能
・持たせられる道具は弱点半減のきのみ又は弱点保険のみ
のダブルバトルです。
使用可能なポケモンの一覧を見ると鋼がいない。炎と水も(ほとんど)いない。
↓
こいつらで吹雪してれば勝てるのでは・・・?
↓
さすがにユキノオーは動かしにくいからサポートがほしい。
↓
岩雪崩が飛び交うルールらしいから岩半減できるやつを入れる。
↓
なんとなくトリルに何かできそうなやつを入れて完成。
構築
個別解説
・ユキノオー
性格:ひかえめ
努力値:H4 B4 C244 D84 S172
実数値:166-100-96-157-116-102
霰にする人。吹雪をしたいので特殊型です。
調整は追い風下で最速プテラ抜き+1、ひかえめキッスのエアスラ耐え。
この記事を書いててエナジーボールは草結びの方がいいのでは?と思いましたが、ゲッコウガに打つ機会もあったので多分エナジーボールで良かったです。
・ゲッコウガ
性格:むじゃき
努力値:B4 C252 S252
実数値:147-115-88-155-81-191
吹雪をする人。たとえ霰状態でなくても吹雪をぱなす。
削れたプテラを仕留めたり、先制してタイプを変えられたりする水手裏剣、バンギラスが出てきそうなのでけたぐりを採用。
持ち物はマッハパンチを警戒してのヨプです。
水手裏剣は強かったんですが、水タイプのくせに炎タイプに舐められてたから熱湯やポンプの方が良かったかもしれない。
・トゲキッス
性格:おくびょう
努力値:H244 B76 C4 D4 S180
実数値:191-49-125-141-136-135
今大会の便利ポケモン。どんなパーティーに入れても強そう。
最速キノガッサ抜き、ゲッコウガのダストシュートを最高乱数以外で耐える調整。
岩雪崩がよく飛んでくるので保険の発動機会はかなり多かったです。
技構成は散々悩んだ結果、
エアスラッシュ:通りが良くて6割怯みがずるい。
追い風:ユキノオーを動かしやすくするため、エアスラとの相性も良い。
この指とまれ:エルフテラキを止めるため。
守る:これがないとプテラマニュが怖い。
という感じで落ち着きました。
・ワルビアル
性格:ようき
努力値:H4 A252 B48 S204
実数値:171-169-106-76-90-151
今大会の貴重な威嚇持ち。岩タイプが多いルールなのでかなり強いポケモンだと思います。
調整は最速ジャラランガ抜きまでSに振って残りをBです。
攻撃技は安定した火力で追加効果も優秀なはたき落とす、岩タイプへの打点となるけたぐりの2つ。
不一致岩雪崩は弱そうだったので挑発にしましたが、キッスの追い風を止められたので強かったです。
ゲッコウガの冷凍ビームを耐えるつもりでヤチェを持たせたけど熱湯で死にまくったので微妙でした。Sをもっと落としてDに努力値を回した方が良かったかもしれません。
・ジャラランガ
性格:いじっぱり
努力値:H4 A252 S252
実数値:151-178-145-108-125-137
対エルフテラキを想定しての採用です。
エルフーン、ブルルを倒すための毒づき、キノガッサピンポイントの燕返し。
燕返しは読まれにくかったのか、キノガッサと2回対面して2回とも動かれる前に処理できました。流星群かドラゴンクローが欲しい場面も1回ありましたが...。
フリーフォールで飛んでるプテラにスカイアッパーが当たったのが面白かったです。
・シャンデラ
性格:ひかえめ
努力値:H236 C252 S20
実数値:165-58-110-216-110-103
ヤドラン、ヤドキングに対してシャドーボールでダメージを稼げて、トリックルームを解除できる予定でした。
選出
・基本選出
先発+
ノオーゲッコウガと言いながら先発には出しません。
メガ進化できない襷も持てないユキノオーと、火力アップアイテムを持てないゲッコウガを先発にしても勝てそうになかったのでこの並びになりました。
追い風をして削りつつ、後ろにつないで吹雪をします。
・対エルフテラキ
先発+or
袋叩きを通してしまうと一気に負けかねないのでこの指+毒づきで阻止を図ります。
エルフテラキは岩タイプが2体以上いることが少なくないので、後ろはワルビアルゲッコウガが多かったです。
正直エルフテラキは追い風+岩雪崩で押し切られるだけで辛いと思ってたのですが、エルフテラキはほとんど選出されずプテラテラキが出てくることが多く、威嚇で処理しやすかったので助かりました。
・対トリパ
色々試しましたが勝てませんでした。
成績・反省
31勝13敗 レート1758 91位 でした。
事前に想定していたプテラ+何かの組み合わせにかなり安定して勝つことができたのが良かったです。
13敗のうちの半分以上はトリパでした。対策ができていないのもありますが、対トリパの選出、立ち回りにも問題があったように思います。
このルールは追い風環境っぽいからトリパが強いはずだよね〜、ってとこまでは考えていたんですが対策はうまく進みませんでした。採用理由が曖昧なシャンデラの枠をうまくすれば少しはマシになったように思います。
他にはマフォクシーを倒す手段が少なくて苦労しました。素早さが高くワルビアルやシャンデラで縛ることができない上、特殊耐久も高いためゲッコウガの水手裏剣程度では大したダメージになりません。
冒頭で「炎タイプがほとんどいない」と言いましたが使える炎タイプの種類が少ないだけで炎タイプはたくさんいました。
・トリパがきつい
・炎タイプがきつい
ということなのでシャンデラの代わりにギガイアスとかヤドランを入れれば良かったのかなあと思います。天候が変わってしまうと思ってギガイアスは候補から外したんですが、霰じゃなくても吹雪押してたので問題なかったでしょう。
使えるポケモンの種類が少ないと考えやすくて面白いですね。またこういう使用可能なポケモンに制限がかかる大会が開かれることを期待してます。次に何かやるならトリパを使ってみたいですね。